【結論】シロアリ駆除で撒く薬剤そのものの原価は、30坪でおよそ1〜2万円です。適正な施工費(薬剤+床下を這う人件費+技術+5年保証)は30坪で15〜30万円(平均22万円)が目安。訪問業者の50万〜100万円超は薬剤原価の数十倍で、差額の説明がつきません。
シロアリのバリア工法は、床下の土壌と木部に防蟻剤を希釈して散布する工事です。代表的な土壌処理剤ハチクサンMCは有効成分イミダクロプリド12%、150倍希釈で使うため、原液1Lが150Lの希釈液になります。30坪(1階床面積約99㎡)を全面散布しても必要な原液は約4Lで、公開実売価格(業務用通販で1Lあたり数千円)から計算すると薬剤原価は約1〜2万円です。
一方で、適正な22万円は不当ではありません。床下を1日かけて這い、家全体に施工する人件費・技術・5年保証・諸経費が正当に含まれるからです。問題になるのは、同じ薬剤・同じ家にもかかわらず請求される50万〜100万円超。「無料で床下を調査します」「今日契約すれば割引」「床下の写真を見せて不安を煽る」訪問業者に多い手口です。薬剤費・人件費・諸経費を1行ずつ明記した見積書を書面で求め、説明できない業者は避けてください。
| 項目(30坪) | 金額 | 内訳 |
| 薬剤そのものの原価 | 約1〜2万円 | 原液約4L(150倍希釈・99㎡散布) |
| 適正な施工費(平均) | 約22万円 | 薬剤+人件費+技術+5年保証=妥当 |
| 訪問業者の多発ゾーン | 50万〜100万円超 | 同じ薬・同じ家。差額の説明がつかない |
よくある質問
シロアリ駆除の薬剤の原価はいくらですか?
代表的な土壌処理剤ハチクサンMC(有効成分イミダクロプリド12%)は150倍希釈で使用し、原液1Lで150Lの希釈液になります。30坪(1階床面積約99㎡)を散布しても必要な原液は約4Lで、公開実売価格(業務用通販で1Lあたり数千円)から計算すると薬剤そのものの原価は約1〜2万円です。
では適正な施工費はいくらですか?
シロアリ駆除30坪一式の適正は15〜30万円(平均22万円)です。バリア工法の㎡単価は全国205社調査で平均1,867円。この金額は薬剤代に加え、床下を這って全面に施工する人件費・技術・5年保証・諸経費を含んだ妥当な水準で、不当ではありません。
訪問業者に50万〜100万円と言われました。これは過剰請求ですか?
薬剤の原価が1〜2万円である以上、50万〜100万円超は内訳の開示を求めるべき水準です。薬剤費・人件費・諸経費を1行ずつ明記した見積書の再提出を書面で求めてください。訪問販売であれば契約日を含め8日間はクーリングオフ(無条件解約)が可能です。迷ったら消費者ホットライン188へ相談してください。