工事範囲による価格の違い
souba-dbのデータが示すとおり、同じ70㎡であっても「全面リノベ」と「スケルトンリノベ」では総額に約50万円〜250万円の差が生じます。全面リノベは間取り変更と設備更新を含みつつも既存の躯体利用部分が残るのに対し、スケルトンリノベは配管・ダクトを含めてすべてを撤去・再構築するため、工程数と材料費が積み上がります。工期についても、souba-dbの補足によれば60日〜120日と幅があり、工期の長短が仮住まいコストにも影響することを念頭に置いてください。
いまの資材市況と価格への影響
souba-dbの市況メモによれば、2024年〜2026年にかけて建材・人件費の高騰が続いており、原油価格が1バレル112.95ドルに達した影響も記録されています。具体的にコスト上昇が確認されている建材は、防水シートが5〜15%増、油性塗料が8〜20%増、塩ビ管が10〜20%増、アルミサッシが8〜15%増となっています。一方、国産木材・国産水性塗料・国産クロス・国産フローリングについてはsouba-dbの記録上「影響ほぼなし」とされており、使用する材料の産地や種別によって見積もり金額の変動幅が異なる点は重要な確認ポイントです。
見積もりを読み解く際の着眼点
souba-dbのデータを基準にすると、平米単価が15万円を下回る場合は仕様の省略や施工範囲の縮小が疑われ、逆に20万円を大きく超える場合はグレードアップの内訳が明示されているかを確認する必要があります。また、現在の市況を反映した見積もりであれば、塩ビ管やアルミサッシなどの石油由来建材については単価の上昇が適切に織り込まれているはずです。一方で、国産クロスやフローリングへの市況理由による大幅な上乗せがある場合、その根拠を施工会社に確認することをお勧めします。見積書の数字が適正範囲かどうか、ご自身での判断が難しいと感じる方は、LINEで無料診断ができますのでぜひご活用ください。