見積書の写真を貼って「これ高いですか?」と聞く投稿が、毎日のように流れてきます。建設の現場に30年いた立場から、はっきり言います。その質問に、SNSで正しい答えが返ってくることはありません。
外壁の面積、屋根の勾配、足場の条件、下地の傷み。見積もりの金額はこれで決まります。写真1枚しか見ていない人の「高い」「安い」は、根拠のない感想です。
工事の中身が違えば、値段が違うのは当たり前です。比べようのない数字に引っ張られて一番安い業者を選び、手抜き工事に当たる。よくある失敗の入口です。
業者名、担当者、電話番号、あなたの住所。消し忘れた1枚で、知らない人に家の場所が伝わります。業者さんに投稿が見つかれば、そのあとの話し合いはやりにくくなるだけです。
どれだけ反応が集まっても、どの項目を業者さんに確かめればいいかは、一つも分かりません。
「一式」のまま中身が書かれていない項目はどれか。数量と単価は合っているか。契約の前に、業者さんに何を聞けばいいか。これが分かれば、自分で決められます。
業者名と個人情報を伏せたまま、建設30年の目とAIが、項目ごとに解剖します。費用はかかりません。解剖まではログインも要りません。私たちは工事を請け負わない第三者です。