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床下工事の適正価格と過剰請求の実例

2026-06-09 | 建設費診断専門家 大賀俊勝

床下工事の適正価格と過剰請求の実例

床下工事は住宅の基礎部分に関わる重要な施工です。しかし、見えない部分だからこそ、過剰請求が発生しやすい工事でもあります。建設費診断の現場で実際に見つかった事例から、適正価格と過剰請求の違いを解説します。

床下工事の適正価格相場

床下換気工事の適正価格は、一般的に1平方メートルあたり3,000円から5,000円が目安です。例えば、延べ床面積100平方メートルの住宅で床下全体の換気改善工事を行う場合、適正な総額は30万円から50万円程度になります。これには材料費、職人の手間賃、運搬費が含まれています。

実際の過剰請求事例

ある診断ケースでは、同じ床下換気工事で150万円の見積もりが提示されていました。これは相場の3倍以上です。内訳を確認すると、不要な薬剤散布が70万円、架空の補強工事が50万円計上されていました。実際に必要な工事は40万円程度で十分だったため、110万円の過剰請求が判明しました。

床下工事で注意すべきポイント

床下工事の見積もりをチェックする際は、工事内容の詳細を確認することが重要です。具体的には、どの範囲の床下を対象とするのか、使用する材料の種類と数量、工事日数などを明記させましょう。また、床下調査の報告書があれば、実際に必要な補修工事の範囲が明確になります。相見積もりを取ることで、適正価格の判断がしやすくなります。

正当な床下工事の見分け方

信頼できる業者の見積もりには、写真付きの現況報告書があります。床下の湿度測定データ、カビやシロアリの有無、通気口の状況などが記録されているはずです。また、施工後の保証期間や定期点検の有無を明示している業者は、信頼度が高いといえます。見積もり金額だけでなく、提案の内容や説明の丁寧さで業者を選びましょう。

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