変更工事費用の適正価格チェックリスト
建設プロジェクトにおいて、変更工事は避けられないものです。しかし、その費用が適正であるかどうかを判断することは多くの発注者にとって課題となっています。変更工事費用が不適切に高く設定されている事例は業界内で多く見られており、実際に弊社の診断では約30パーセントの案件で過剰請求が発見されています。
単価の根拠確認が最初のステップ
変更工事費用を審査する際、最も重要なのは提示された単価の根拠です。例えば、鉄筋コンクリート造の躯体追加工事で1立方メートルあたり15万円という見積が提出された場合、その地域の標準単価は12万円から13万円であることが多いです。必ず複数の参考資料と比較し、過度に高い単価がないか確認しましょう。全国建設物価や地域の労務単価表を参考にすることが効果的です。
工事量の測定方法を検証する
数量の誤りも頻繁に発生する課題です。例えば、追加の塗装工事で100平方メートルと記載されていても、実際の施工面積は85平方メートルというケースがあります。図面と施工実績を照らし合わせ、正確な工事量が計上されているか必ず確認してください。
諸経費と機械装置費の確認
変更工事の諸経費率は、本体工事の諸経費率と同じ基準が適用されるべきです。不適切に高い諸経費率(15パーセントを超えるような場合)が設定されていないか、仮設費や運搬費が二重計上されていないか確認が必要です。
工期への影響を含めた適正性
変更工事が全体工期に与える影響も費用に反映します。夜間作業が必要になった場合の割増賃金や、機械の長期借用など、付帯する費用が正当に積算されているか検討しましょう。
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